とめどなく 哀しみ積もる 忘れ雪 忘れ雪 : 触れた瞬間消え行く儚い雪。涅槃雪・名残の雪とも言われます。
願い事を天に持ち帰って叶えてくれるという言い伝えがあります。
【独り言】・・・震災により愛する人を亡くされた多くの人たち。
妻の手を娘の手を放したが為に、失った命に懺悔する男性の姿が
頭を離れません。
自らの危険を顧みず、非難警報を必死で最期までアナウンスされ
津波に浚われた娘さん。
被災者を救ったのもまた被災者だと・・・
そう語っておられた方の言葉が哀しみを誘います。
この悲劇決して忘れないために・・・
天地の怒り 鎮まらぬ果て
世界は怯え 祈りを捧ぐ
愛する人も 暗闇の中
深く冷たい 色のない街
瓦礫の下に 希望を探し
絶望という 哀しみ拾う
祓えぬ悪夢 忘れ得ぬため
現実の碑に 記憶を刻む

後悔の底 彷徨うこころ
孤独の海へ 僕は溺れる
君のなみだが 雪へと変わる
儚く溶けて すがた消えゆく
震 震 深 深 雪が降る
ふるえる君は 春の雪
震 震 深 深 僕に降る
被災地に降る 忘れ雪
(c) nobu|写真素材 PIXTA 【感謝】・・・いつも里の茶屋ご訪問ありがとうございます。
皆様の温かいお言葉に支えられここまでブログを
何とか続ける事が出来ております。
数週間前より身体の不調で色々と検査をしていましたが
脳の一部の神経が障害をきたす疾患が見つかりました。
これから段階を踏んで治療が必要となりました。
現在治療中の持病も併せて考えていかなくてはなりません。
自分がこの先どうなって行くのか不安で、ここ数日は
心が落ち着かない状態でした。
皆様からお言葉頂いておきながら、なかなかお返事も
出来ませんでした。
これからも私の身体を気遣うことなく、ブログに思いのまま
お言葉頂ければ嬉しく思います。
皆様のひと言ひと言がお詩を詠む励みになると思います。
これからも里の茶屋は皆様と共に歩んで行きたいと思います。
私の我儘、どうぞお許し下さい。